再会

一昨日、こんなものが先月発売されていたのを知って、早速購入してみた。

量子輸送 基礎編 ナノスケール物性の基礎

量子輸送 基礎編 ナノスケール物性の基礎

どうみても量子輸送です。何でこんなのを買ったかというと、ええと、私の卒業研究のネタがまさにこの量子輸送だったからなのですが。当時の様子についてははてなWordLink(http://wordlink.hatelabo.jp/d_pressure/)を見ると一端が見れるかも(最近使ってないなあ)。
原著は確か結構分厚い本だったかと思いますが(読んでませんが)、日本語版は分冊され半分になってるのに妙に薄いです。それでも3600円なので原著(の半分)より安いです。キッテルの固体物理(実家に置き去り)なんかも邦訳版が上下あわせて原著より安いので、日本人の科学に関する学習環境は異常に恵まれているのだとこういう折に認識させられます。
それはともかく、趣味的に量子輸送を再勉強してみようかと考えている次第。そういえば今年始めに目標を設定していた統計力学とか多体量子論の勉強とか気付いたら停滞してましたが…。