週刊d_pressure #005(2010/10/4〜10/10)

この一連の記事うっかり通しナンバーを三桁にしてしまったが、3桁目が変わるのには2年かかるんだよな。そこまで続くのだろうか。
それはともかく、今週も週刊天一です。ごめんなさい。

10/4(月)

ノーベル生理学・医学賞発表。

スウェーデンカロリンスカ研究所は4日、2010年のノーベル生理学・医学賞を、英ケンブリッジ大のロバート・G・エドワーズ名誉教授(85)に贈ると発表した。授賞理由は「体外受精技術の開発」。
(略)体外受精の英博士にノーベル生理学・医学賞 - YOMIURI ONLINE

あれだけ騒がれていたiPS細胞は今回は出なかったか。

10/5(火)

ノーベル物理学賞発表。

スウェーデン王立科学アカデミーは5日、2010年のノーベル物理学賞を、英マンチェスター大学アンドレ・ガイム教授(51)とコンスタンチン・ノボセロフ教授(36)に贈ると発表した。
(略)
両氏は2004年、鉛筆の芯の材料(グラファイト)に粘着テープを巻いてはがすことを繰り返す非常に簡単な作業で、極めて薄い炭素の膜(グラフェン)を取り出し、その性質を測定することに成功した。
ノーベル物理学賞、英の2教授に…炭素新素材 - YOMIURI ONLINE

これは……グラフェンよりはCNTだろと思うのだが。現実的に考えて、実用性はグラフェン>CNTという判断なのかな。「CNTスゲエ!」とはよく聞く言葉だが、「で、そのCNTで何か凄いものができたの?」と言われると答えに窮するしかないからなあ。「CNTで単一分子デバイス作れますよ」と言っても実用化は何十年先の話だし。技術的には燃料電池の水素吸蔵用途としては既に製品化できていても良さそうだが、やはりコストが高いのがネックなんだろうな。その点、グラフェンは安いし(しかし工場でオートメーションで機械がセロテープでペリペリ剥がしとり量産する図を予想すると笑える)、電気特性が良いし……ということか。

10/6(水)

ノーベル化学賞発表。

スウェーデン王立科学アカデミーは6日、2010年のノーベル化学賞を、米デラウェア大のリチャード・ヘック名誉教授(79)、米パデュー大の根岸英一・特別教授(75)、北海道大の鈴木章・名誉教授(80)の3人に贈ると発表した。
授賞対象となった業績は「有機合成におけるパラジウム触媒を用いたクロスカップリング」。日本人の化学賞受賞は08年、米ボストン大の下村脩・名誉教授以来2年ぶりで計7人となり、日本の化学研究の水準の高さを世界に見せつけた。
ノーベル化学、根岸米大教授と鈴木北大名誉教授 - YOMIURI ONLINE

カップリング反応キター!このあたりは日本のお家芸だから流石に強い。


夜、うっかりテレビを見ていたらBSで諏訪大社御柱祭の特集やっていたので見入ってしまった。まさに奇祭。

10/7(木)

Amazonで注文したMad Scienceが届いたので読み始める。今、Theodore Grayが熱い(個人的に)。

10/8(金)

結局、2台目デジカメとしてSonyのDSC-HX5Vを購入。裏面照射型CMOSセンサーのおかげで、暗所解像度など大幅に性能向上しているらしい。
月末ぐらいにどこかで試し撮りしてこよう。寸又峡久能山東照宮かな。

10/9(土)

Theodore Grayがテレビに出ていたので久々に民放のバラエティー番組を見てみた。詳しくは別記事に。久々に「化学」カテゴリタグを使った気がする。
ちなみにDSC-HX5Vのデビューはこれになった(テレビ画面をデジカメ撮影)。

10/10(日)

浜松まで天一遠征に行ってきた。

ここの天一は、大盛りを注文するとデカイどんぶりに入ったのが出てくる。

肝心の味はというと、天一としては平均といったところか。若干こってり分および粘度が低く、味が薄いかなと思ったが、食べ進めていったらスープが自然と減っていったので、思ったほどこってり分低くなかったのかもしれない。とりあえず、久々の天一に満足。
で、恒例の籤引きタイム。何が当たるやら……。



プロジェクターライトボールペンが当たってしまった。何という引きの良さ。

ボタンを押すと天一ラーメンが投影される。これで天一のない街に住んでいても大丈夫!

って大丈夫な訳ない。こんなの見続けていたら逆にあの味が恋しくなってきてしまうではないか。封印しよう。