洛中洛外陰陽図〜下〜

そんなわけでまた京都です。去年の夏頃にも来たような気がしなくもないけど、あまり気にしない方向で。
前回のまとめエントリはこちら参照→http://d.hatena.ne.jp/d_pressure/20080813/1218720226
今回のまとめエントリは最後に作成の予定。

2009/08/01 11:30 京都駅


しかし、いきなり天気が悪くて京都ヤバい。こんなこともあろうかと傘は持ってきている。
例によって市バスの一日乗車券(\500)を購入して市バスで移動。乗り放題おいしいです。
移動の前に、京都駅のキャリーサービスで大きな荷物を預ける。
今回は宿が伏見の方なので、色々回った後に京都駅まで戻ってきて回収し、伏見に移動、とした。ちなみに荷物を直接ホテルまで持っていってもらうこともできるらしい。

2009/08/01 12:30〜 下鴨神社(賀茂御祖神社)

そもそもタイトルの「下」って何?と思われたかもしれないが、下鴨神社の「下」である。

去年も来ましたがあまり時間が割けなかったので再訪問。
基礎データとか場所とかは以下。


ちなみに公式サイトには巫女さん日記もあるでよ。しかし以外と真面目な内容だから困る。


みたらし祭実施中……なのか?

後で調べたところ。開催は土用の丑の日ということなので、ちょうど訪問の前日にやっていたようだ。
境内の御手洗川に足を浸けて無病息災を祈願する祭りらしい。みたらし団子とかは関係ない。
ちょうど特別拝観で、重要文化財の「大炊殿(おおいでん)」が公開とのことなので見に行く。

葵の庭。有料ゾーンなのであまり写真は載せない方が良いかも。ってそもそもそんなに撮ってないけど。

ちなみに写真は重要文化財とは関係ない。

大炊殿では昔の調理器具とかお供えのレプリカとかが公開されていた。
あと明治時代に皇族が使っていた馬車とか。格好良い。

糺の森は相変わらず良い存在感。古書コミケこと古書市は11日開催。あれもなかなか異様な雰囲気だった。またいつか行きたいものだ。


2009/08/01 13:07〜 河合神社

大炊殿の特別展示チケットを買った際、河合神社で鴨長明資料展も見れるから見てね、と言われたので来てみた。
そもそも河合神社ってどこよと探してみたところ、糺の森内の南西にあった。分かりにくい。

下鴨神社の摂社で、鴨長明ゆかりの社らしい。

敷地内で公開中の「方丈」。鴨長明が隠遁していたときのニート屋敷住処のレプリカ。

何とこの屋敷、完全組み立て式らしく、長明はこれを持ち運びつつあちこちを転々としていたらしい。
土台をよく見ると、石を並べた上に床材が載っている形となっており、普通の家ではないことが見て分かる。

長明が隠遁を始めたのがちょうど西暦1200年ぐらいらしいが、その時代にこのような技術があったとは思いもしなかった。技術以前にその当時にして家を持ち運ぶという発想があったというのも革新的だと思う。
また、この屋敷はその後の茶室の原点でもあるとか。オーバーテクノロジーの塊。


そんなわけで下鴨神社でした。写真は高野川と賀茂川と鴨川の境界。



次はすぐ近くにあるアレを見に行きます。今回のメインその1。