羊の皮を被った狼を作る

残念ながらzomeの話ではありません。これです。

おお、何この構造、とzomeに反応した人は数日前のはてなハイクを参照下さい。
今回の主題は右のじゃなくて左のやつです。
数日前にちょうどよい感じにMacBookProの新型が発表されたので、とうとう買ってしまった。


Proじゃなくて白いほうを。


アルミのがどうも気に食わなかったので仕方ない。それに現行のMacって、電源ケーブルとか周辺機器が白で統一されてるのに本体だけアルミってどう考えてもおかしいじゃん、ということで白いポリカので。
ちなみにid:d_pressureのPC経歴はこんな感じである。

  1. 1997/01- LaVie (PC-9821 Nr12); NEC製ノート
  2. 2001/04- VAIO MX5 (PCG-MX5GK); SONY製デスクトップ
  3. 2006/05- Lavie L (LL700/2D); NEC製ノート(某所で拾ったもの。主にLinuxの実験台として利用)
  4. 2007/11- VAIO V505 (PCG-V505VZ); SONY製ノート(ヤフオクで入手の中古品)
  5. 2008/10- VAIO TR (PCG-TR3/SP); SONY製ノート(ヤフオクで入手の中古品。モバイル用)

ちなみに現在の主力は4(と5)。これまでHDD入れ替え等で延命してきたものの、流石に動作が怪しくなってきたために新品購入を決意。新品購入は2以来となる。


というわけで早速「羊の皮を被った狼」を作る。

用意するもの:

ちなみに「羊の皮を被った狼」とはマカーだった某研究室の先輩が、低スペックな外見のマシンに高スペックな中身を移植して遊んでいたときによく言っていた言葉。今回買ったマシンはそれほど低スペックではないけれど。


とりあえず開封してひっくり返す(開け方が悪かったせいで、ひっくり返った状態で出てきてしまったのはここだけの話)。

しかし箱がえらくコンパクトだ。店で買ったときにまず吃驚、自分で持ってみて吃驚(見た目の割に重い)、開けてみて吃驚の三段構え。
10円玉で留め具を回転させ、バッテリーを引きずり出す。

精密ドライバーでカバーを外し、露出した出っ張りを左方向に押すとメモリが出てくる。新しいやつを入れて押し込めば終了。手動で奥まできちんと押し込まないと認識しないので注意(起動後に認識しなかったためここの操作をやり直したのはここだけの話)。
それはともかく、1GBのメモリが2つ余ってしまったのだが、どうしたものか。


HDDは左側に収まっている。紙を引きずり出し、それを引っ張ればHDDが簡単に引っこ抜ける。

HDDはマウンタに固定されているので、外して新しいのに付け替えた後、本体に戻せば終了。
余った160GBのHDDは予め買っておいた外付けケースに入れれば外付けHDDとして利用可能。万が一の起動用ドライブとしても使えるので、OSの入っているパーティションは消さずに、40GB程度に分断して残しておく。
ハード部分は以上で終了。


OSXインストールディスクより起動し、インストールを完了させる。bootcampするためには、単一パーティションにしておくのがベターの様なのでインストール段階では単一パーティションにしておく。


bootcampマネージャではMac OSXの入っているパーティションを分断してWindowsインストール用パーティションを作成する仕様になっているため、32GBを切断し、FAT32で初期化。NT系のOSはNTFSでないとインストールできないというのに、何故FAT32しか選べないのだApple


Windows Vista Home Premiumインストールディスクから起動し、bootcampが作成したパーティションにインストール開始。案の定、FAT32にはインストール出来ないと表示され、NTFSに初期化し直される。


あとは適当にやって終了。Windows Vistaは評判ほど悪くないなと実際に動かしてみてわかった。ログイン画面の青緑黄の妙なカラーリングはひどいセンスだなあと思ったが、それ以外は意外に悪くない。ハードウェアの恩恵か、もっさりする所もなく、東方も極めてスムーズに動く。というかわざわざWindowsを入れた唯一の理由が東方なので、それさえ大丈夫ならあとはどうでもおK。


というわけで東方のプレイできるMacが完成。それ以外は基本的にMacですべてこなすようにするべく、順次設定を行う。