今日知った衝撃的な事実

化学関連のトリビアシリーズ第3弾(第1弾, 第2弾)。
Lennard-JonesポテンシャルはLennard氏とJones氏が考案したものではなく、「Lennard-Jones氏」が考案した、という事実を今日始めて知った。なんかえらいショック。
それはともかく、逆6乗(引力項)-逆12乗(斥力項)の形*1のうち、逆6乗の部分(引力項)は双極子モーメントや誘起双極子モーメントなどの相互作用から割と精密に定式化できるということを今日初めて知った(今頃かよと言えなくもない)。アトキンスに載っていたようだが(第4版で確認)、記憶にない(講義でやったっけ?第6版が手元にないので確認できない)。どっちも経験的に捻り出してるのかと思ってたけどそうではないのか。ちなみに逆12乗の部分(斥力項)はむしろ指数関数近似の方が良い近似になるらしい。まあ計算機シミュレーションなんかで使うときは適当にカットオフされるからどうでもいい部分ですが。