ほぼ週刊d_pressure #017+018(2010/12/27〜2011/1/09)

合併号にする予定はなかったのですが合併号になりました。原因は主に怠慢です多分。

12/27(月)

大掃除終了。実家にある本も裁断していずれ電子化してしまいたい所。
掃除中に、引越しのドサクサで行方不明になっていたSFCコントローラ型USBパッドが出てきた。やはりこちらのほうが使いやすいな、とテスト的に東方三月精をプレイしてみたが、死にまくる死にまくる。弾幕が濃すぎてノーマルをクリアできる気がしない。ボスの通常弾が495年の波紋とか勘弁してほしい。
とある科学の超電磁砲を全話視聴完了(註:一日で全話を見たわけではない)。ツンデレールガンさんは禁書目録本編の方が良いな(ツンデレ的な意味で)。

12/28(火)

3時間近くかけて東名高速を飛ばして実家に移動。正直、平日の高速道路での長時間移動はトラック・貨物車避けゲーと化してしまい、音楽を聴く以外に他にやることがないのであまり面白くない。新幹線だと寝たり本読んだりできるのだけど。早く車の自動運転システムが実用化されないものか。Googleはどこかの自動車メーカーと組んで裏で開発しているのではと思うのだけど。


という訳で実家に到着。ここ最近のPC環境は、MacbookWhiteにBootcampで入れたWindowsVistaをメイン環境にしている(もともと使っていたMac環境は外付けHDDに移して、使うときだけ外付けHDDからブートするという、マカーの人が聞いたら怒りそうな運用の仕方)のだが、MacbookのキーボードがWindowsと一対一に対応していないので、入力に難儀している(いつもは外付けキーボードを持ってきているのだが、わざわざそれを持ってくるのも面倒なので)。


さて、せっかくの長期休暇なので、溜まっている本を一日一殺(冊)で攻略していきたい。


1冊目:美女と竹林(文庫版)/森見登美彦

美女と竹林 (光文社文庫)

美女と竹林 (光文社文庫)

エッセイ……なのかこれは。特に後半のMBC回顧録あたりを見るに小説とも読めなくもない。「ネタの為に竹林伐採してきました」は「ネタの為にココイチカレー辛くしていきます」みたいなノリか。
西京区・桂が主な話の舞台なので、地名を聞いてピンと来た人は1.5倍ほど楽しめるかと。

12/29(水)

2冊目:有頂天家族(文庫版)/森見登美彦

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

入手は4ヶ月前であるが、当時は転勤とか色々あってゴタゴタしていたのと、ページ数が多かったので読むのが億劫になって積んでいたのだが、折角の機会なので一日で一気読みした。何の偶然か、作中の設定が年末ということもあったので、この時期に読んだのは調度良かったかもしれない。
個人的には夜は短し歩けよ乙女と並ぶ良作。相変わらず京都界隈が舞台で、「偽電気ブラン」「詭弁論部」といった他作品との繋がりを匂わせるネタが盛り込まれていたりするのでその辺追っていくと面白そう……というか私は現時点で追いきれていないので、誰か分かりやすく整理してくれ……。

12/30(木)

所用があり読書時間あまりとれず。それはともかく隣町の本屋を物色していたらこんな物を発掘してしまった。

今年の4月に出版された理論化学編とは対になる存在である。ちなみにこの本は今や入手困難らしく、Amazonマケプレでは結構な値段が付いている(妥当な価格かは不明)。
が、私は有機合成を殆どやってないし今やそれほど興味もないので、この本は適当にひと通り読んだ後には本棚の肥やしになるか、先に入手した理論化学編の後を追って裁断されて電子化される定めに……。
分子デバイス(そういえばナノプシャンとかナノカーで有名なTour教授の研究は取り上げられていないな)とか四重水素結合で超分子ポリマー化する分子とか、合成屋ではない私でも見覚えのあるものも多いし、今話題のカップリング反応の話もあるしで、お値段の割に(定価は1000円)内容豊富でなかなかお得かと。

12/31(金)

3冊目:生物多様性とは何か/井田徹治

生物多様性とは何か (岩波新書)

生物多様性とは何か (岩波新書)

購入したのは7月なのに、真面目に読み始めたのはCOP10が終わってからだったりする。読み残していた残り50ページを消化し読了。
米国は1993年の生物多様性条約の批准を拒否していて「環境より自国の権益保護優先か。さすがアメリカ、汚い」と思わせつつ、生物多様性保護のために種子バンクに出資、ノーネットロス政策推進、環境ビジネスの推進と随分積極的に動いたりするので感心してしまう。
環境保護とビジネス、両方やらないといけないのが政府の辛いところだな。日本はどっちも疎かだが。

1/1(土)

賀正。
この日は酒を飲み過ぎて死亡。

1/2(日)

名古屋駅に突撃し色々と物色……するも目ぼしいものはゲット出来ず。WimaxWiFiルータ化できるアダプタが欲しかったのだけど売っていない。秋葉原ではヤマダ電機ですら売っていたのに、名古屋ではSofmapビックカメラにも売っていない。非関東だと色々不便だ。Amazonか何かで買うか。


4冊目:遠まわりする雛(文庫版)/米澤穂信

遠まわりする雛 (角川文庫)

遠まわりする雛 (角川文庫)

文庫版が出ていたことをすっかり忘れていて、本屋で見かけて思い出して買った古典部シリーズ第4弾にて、1〜3巻(長編)の流れに並行し時系列的に並べられた連作短篇集。

1/3(月)

何となくスマホに乗り換えたい気分だったので色々探ってみた。「b-mobileのmicroSIM」+「iPhone」+「iPad」だと色々自由度高そうだなあと思ったがコストが嵩みそう&そこまでして使うのもなあと思ったので早々に諦める。現キャリア(au)のスマホは惹かれるものがないので却下。


それはともかく、とりあえず今年の目標を確定。大学を出た当時の初心に帰って、久々にプログラマとしてストイックに生きようかと思います。何を作るかは書けませんが。

1/4(火)

5冊目:ホルモー六景(文庫版)/万城目学

ホルモー六景 (角川文庫)

ホルモー六景 (角川文庫)

鴨川ホルモーのサイドストーリー的な物。本家を読んだのが結構前だったので、殆どのキャラの名前と設定を忘れていたがWikipediaとかすかな記憶を頼りに補完。後半の2話が秀逸。そういえば鹿男あをによしを未読のまま積んでいたのを思い出した。引越しのどさくさで行方不明になっているが、どこに行ったっけ……。


午後、静岡へ戻る。スキャンすべき本を実家から大量に輸送。切り刻むのが惜しい本ばかりであるが、「大事なものこそ先んじて捨てるべきである」と思い至り処分することを決意した。閾値を上げないと捨てられない物ばかり溜まっていく一方であるし、何時までも物質として所有することは不可能なので。

1/5(水)

年が明け、出社一日目。何もせずデスクワークに耽る。

1/6(木)

コーヒー駆動デスクワーク二日目。もう何もせずにデスクワークだけしたいと思ふ。というか配属当時〜1年ほぐらいはそんな感じだったのだがなあ。

id:d_pressureはコーヒーをパワポ資料に変える機械である」/ポール・エルデシュ

もっとマシなものに変換したいものである。

1/7(金)

休みは終わったが6冊目:もえない Incombustibles(文庫版)/森博嗣

もえない Incombustibles (角川文庫)

もえない Incombustibles (角川文庫)

久々に森作品を読んだ気がするが、目薬α以来か……。それはともかく相変わらず切れ味が凄まじく、Gシリーズのごとき狂気とVシリーズのごとき優美さを同時に孕んでいるような印象を受けた。

1/8(土)

久々にzomeを触ってみる。キレート錯体のようなイメージで適当に組んでみる。

生け花でもやっているかのような気になってきた。このあたりで方向性に悩み始める。

もうちとシンメトリックにしてみる。

……やりすぎたか。この方向性で行くなら、短いストラットを使って小型化した方が良さそう。
イデア募集中。

1/9(日)

リハビリを兼ねて、久々に昔書いたプログラムを引っ張り出してみる。MacOSXで動作テストを試みるが、Emacsでソースを編集する次点でいきなり躓いた。Emacsはあまり使ったことないので仕方ないと言い訳しつつ、やっぱLinuxの方が色々やり易いので(+とある理由から将来的にはどうせLinuxじゃないといけなくなりそうなので)、何とかして専用環境を用意しようと思った次第。引退させたVaioV505を復活させるか。


そう言えばイカ娘も俺妹も(こちらはネタのためだけに見ていたようなものだが)終わっちゃったんだよなあ……。
仕方ない。禁書目録最新話でも貼っておくか。