2010年5月総括

久々に今月のまとめでも書く。別段面白いことも無いのだが。

近況

先月より引き続いての静岡勤務2ヶ月目。とりあえず来月一杯で終了し横浜勤務に戻る。
・静岡(勤務地付近)の良いところ:

  • 通勤経路上にココイチがあること
  • 通勤経路上にGEO、TSUTAYAがあること。両店とも旧作DVDレンタル100円セールをし始めた上、品揃えが割と良いのでかなりおいしい
  • なにげに付近にラーメン屋が充実。ラーメン激戦区。

・静岡(勤務地付近)の悪いところ:

  • 通勤経路上にココイチがあること
  • 寮の近くに食べ放題の焼肉店があること
  • 寮の近くの食べ放題の焼肉店に毎日のように行きたがる同期がいること
  • 寮から会社までが遠い
  • 公共交通機関が凄く少ないこと。土日に最寄バス停〜最寄り駅のバスが2本/1時間というペースは幾ら何でもおかしい。
  • 天下一品が無いこと

やはり天一が無いのは致命的。県内に一応一店あるようだが、殺人的に遠いので×。
とりあえず今週末横浜に一時的に戻るので、上永谷店で充電予定。

読書録

坂の上の雲を2〜4巻まで読了。

新装版 坂の上の雲 (2) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (2) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (3) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (3) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (4) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (4) (文春文庫)

結構早いペースで読んでいるつもりだが、文章の情報量が多いので意外に進まない。
全8巻のうち日露戦争部分が6巻あるのだが、開戦前までの秋山兄弟・子規のエピソードが好きだったので、開戦後の展開にはあまりのめり込めないというのもある。3巻中盤以後、秋山兄弟の記述は極端に少なくなるし、子規に至っては3巻序盤で死んでしまうし……。それでも内容は抜群に面白いのだが。ということで調子に乗って去年放送されたドラマのBlu-rayBoxも買ってみた。中々素晴らしい出来。


本業関連。どこかで見たことのある方々の座談会が掲載されているのでつい買ってしまった。4人中3人は生で見たことがある気がする……。
それはともかくこの本、ここ10年ぐらいの理論化学の重要研究がまとめられているのだが、この分野は案外広く、把握できてない研究が多いのでこういう本は結構ありがたい。
私が卒業研究でやってた系の計算に関係する論文も載っている。あの計算手法(非平衡なんとか関数を使った計算)、最近はオープンソースで開発されている計算ソフトにも実装されているらしい。第一原理バンド計算分野はオープンソースでのソフトウェア開発が活発なので、色々調査してみると面白いかもしれない。(ちなみに分子軌道法計算分野はG社が尽く競合を潰してしまったので、オープンソースのソフトも極めて少なく、活発に活動しているのはGamessぐらいしかない。ヤクザだ>G社)

林檎

メインで使っているMacbookのHDDがイカれる
→死亡寸前
→HDDを買ってきて可能な限りデータをサルベージし、再インストール
→良くなったかに思えたが、2週間ほどして怪しい挙動が
→再度サルベージしてHDDを新規入れ替え
後で調べたところ、HDDに不良セクタが発生しまくりだった模様。素直に入替するのが吉という教訓を得た。
サルベージを繰り返していたところ、救い残したりしたデータがあったらしく、中途半端にiTunesのデータが消えていたことが発覚しややショック。
バックアップは定期的にとりましょう。

その他

ちょうど静岡市で開催していた若冲アナザーワールドに行ってきた。
http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/japanese/exhibition/kikaku/2010/01.php
有名な着色画ではなく、水墨画メインとのことだが、水墨+着色画みたいなものもあって画風は極めて多彩かつ精細。若冲=鶏マニアと行っても過言ではない程この展示でも鶏画が多かったが、野菜画なんてのもあったりして意外であった(野菜画の元ネタも展示されていた)。誰得。
しかし本当に驚くべきは展示数の多さだと思う。一人の人間があれほど多くの絵を描いて、しかも現在まで無事にこれだけ残っているというのは驚異的だと思う。
静岡での展示は終了したが、5/22〜6/27にて千葉市美術館での展示が開催中とのこと。
ちなみに図録は300頁超で2000円というスーパープライス。