神保町でカレーを喰ってきた〜第一次遠征

第一次とか書いてますが二回目以降があるかは不明(何だかこんなのばかりのような気も)。
というわけでカレーと古書の町、神保町に行ってきた。神保町に行ったのは2009年になってから初めてのような気が。年初めに神田には行ってるけど色々スルーしたので…。
以下今回の収穫。

喰ったカレー

スマトラカレーで有名な共栄堂という所でポークカレーと焼きりんごを喰ってきた。画像は↓のURL参照。
http://www.kyoueidoo.com/
冗談抜きで、頼んでから10秒ぐらいですぐカレーが出てきた。早すぎる。
結構な値段だけあってそれなりに美味しいのだが、ココイチカレーがデフォルトの身にとってはどうにも落ち着かない味。言うなればココイチの辛さは唐辛子の辛さなのに対し、ここのカレーの辛さは胡椒の辛さ(と言っても全然辛くなく、精々1辛レベル)なためだが、違う質の辛さを求めるのならば良いかもしれない。豚肉は非常に柔らかくて美味しかったが、終盤でルーが不足気味になって少し困った。こういうセパレート型のは加減が難しい。
同時に頼んだ焼きりんごはこの店の名物料理らしく(ちなみにカレー完食後すぐに出てきた。水が継ぎ足された時もそうだが、こう露骨にタイミングを計られすぎると落ち着かないのでもう少し自重して欲しい)、生クリームをかけて食べる仕様。しかし本体が激烈に甘いので生クリームの味があまりしなかった。美味しいのは美味しいのだが、次回以降はもういいやという感じか。
というわけでスマトラカレーでした。ビーフカレーとかタンカレーとかも気になったのですが、あんまりリピートしたくなるような味(と価格)ではなかったので次回はまた別の店に行こうかと思います。

買った本

神保町とか東京駅周辺とかをぶらぶらして色々購入。

科学は不確かだ! (岩波現代文庫)

科学は不確かだ! (岩波現代文庫)

岩波現代文庫から出ているファインマンの本はこれで全部揃った。あとは読むだけだ。


宇宙船地球号操縦マニュアル (ちくま学芸文庫)

宇宙船地球号操縦マニュアル (ちくま学芸文庫)

化学系の人にはC60フラーレンで御馴染みの、バックミンスター・フラーの本。何となくフラーコーナーを見てみたら売ってたので買ってみた。
以下余談。
私自身は大学二回生のときにとった立体図形科学の講義(http://www.ejisonnotamago.com/zoome%20tool.htm←の宮崎教授の講義だった。最後のレポートを出した記憶はないのだが何故か単位がもらえていた)でフラーのことを知って割と興味を持ってはいたのだが、フラーの思想よりはむしろ建築物・構築物としての美しさとか機能性のほうに興味がある。
ということで上のリンクで紹介されているゾムツールというやつでフラーのドームを作ってみたいなあとはずっと思っていたのだが(これに関しては化学的な動機もあるが)、ようやく金がある程度無駄遣いできる社会人になったので、そのうち暇と財布を見て買って色々作ったりしたいなあと思う。


エントロピーと秩序―熱力学第二法則への招待

エントロピーと秩序―熱力学第二法則への招待

御馴染みアトキンスのエントロピーの本。17年前の本ではあるが、それが今でも生き残って本屋に売っているというのがまず凄いと思う。そういえばガリレオの指の感想とかも途中やりだったなあ……。まあ追々。


相転移・臨界現象の統計物理学  新物理学シリーズ

相転移・臨界現象の統計物理学 新物理学シリーズ

相転移の本。高分子物理ではこの辺りの理論(スケーリングとか)が割と主流になっている割にはきちんと数式の導出とか証明とか書いてなくて困るので勉強してみる。

これは!と思った本

Molecules That Changed the World

Molecules That Changed the World

この本の存在自体は以前から知っていたのだが、オアゾの書店で実物が立ち読みできたので少し見てみた。見開き2頁に分子とそれを合成(発見?)した化学者と説明書きが美しいグラフィックとともに紹介されてて、結構なボリュームがあり読み応えがありそうで面白そう。その内買おう。

多分買う予定の本

数学入門〈上〉 (岩波新書)

数学入門〈上〉 (岩波新書)

数学入門〈下〉 (岩波新書 青版 396)

数学入門〈下〉 (岩波新書 青版 396)

今日shiumachi氏に教えてもらって読む気が湧いてきたのでその内読んでみる。いつ読むかは不明。