読書録2009-#1

色々と読了。

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

説明不要の夜は短し歩けよ乙女。例に漏れずカオスな作品でしたが、特に京都成分の高い作品であったかと。第二章の下鴨神社古書市の話が個人的には最高。ここまで古書市に入れ込んで書ける人も少ないだろうなあ。去年の8月に京都に行ったとき下鴨神社古書市に行ってきましたが、人多すぎ、本多すぎで見て廻るのが大変でした。私の興味対象の理数系の本は全然なかったのである意味よかったと言えばよかったのですが、人文系の方々は大変でしょうね、あれだけ本があると…。そういえば戦利品のポアンカレの科学と仮説はまだ手付かずだったり。


夜は短し歩けよ乙女 第1集 (角川コミックス・エース 162-2)

夜は短し歩けよ乙女 第1集 (角川コミックス・エース 162-2)

何だか妙に読みたくなったため買ってしまった、上記のコミカライズ版。何より漫画の利点は絵があると言うことで、京都の町並み、凶徒大学が素晴らしい精度で再現されています。原作にないオリジナルエピソードも多く、良いクオリティなので大変満足。ただ、オリジナルエピソードのところで、黒髪の乙女がノートを買いにルネに行くシーンがあるのですが、ルネには文房具売ってないのですよ作者殿。凶大グッズのノートは売ってますけど、文房具買いにルネに行くというのはありえねえ。


世界樹の迷宮2~六花の少女 上巻 (IDコミックス REXコミックス)

世界樹の迷宮2~六花の少女 上巻 (IDコミックス REXコミックス)

何だか妙に迷宮が恋しくなったため買ってしまった。おそらく京都と迷宮を題材にした小説を読んだためでしょうが…。ガンナー♀、ブシドー♂、ドクトルマグス♀、ペット虎、カースメーカー♀のパーティーによるオリジナルストーリー。中々に面白い。というかガンナーかわいいよガンナー。停止中の世界樹の迷宮IIを久々にやってみようかなぁ。