年末日記ver.2014

4月に「日記復活させます」とか言いながら結局こんな有り様なので、反省の意味を込めて、今年やったことと来年やることを書きます。

今年やったこと

・某大学に行き始めた
いわゆる社会人なんとかみたいな感じで行っています。神戸からT大通うとか全く意味わかりませんが。今年の成果としては、とりあえず論文一報投稿、国際学会発表一件ですかね。あとは某放射光施設に関連した講演を3件とか。
python再習得:
上記に関連して、某京速スパコンの課題が当たってしまったので某計算のために使用しているのですが、去年課題申請書を書いている時に「出力データのファイルサイズが一個数十〜百GBになるんですけどこれどうしたら良いですかね」と思いながら放置し、ここまで来てしまった。
「そろそろデータが出始めるので解析しないとなあ→Cは無理ポ→またpythonでもやるか」ということで社会人一年目に挫折したpythonを復活させました。そもそもなぜ昔pythonをやろうと思ったかといえばOCTAを使う必要があったからですが、真面目に目的意識を持って使い始めたら結構良いですねpython。numpyとか数値解析ライブラリもいい感じ。何で年末まで一週間になってからこのことに気づいて、大晦日なのにプログラミングしているのかとかよくわかりませんが……。
と思って凶スパコン上でpythonスクリプトを走らせてみたら、numpyが載っていない事が判明。なにこれ……。何か冗談抜きで凶より手元のMacのほうが色々充実している気がする。よくわからないプログラムのエラーで計算が落ちたりしないし、きちんとアウトプット吐いてくれるし。

来年やること

・大学関係:
来年の目標は論文2〜3報投稿(通すとは言っていない)、国内の学会での発表3件ぐらいですかね。学会発表はここ数年「国際学会での発表件数>>国内学会の発表件数」とかいう訳のわからないことになっていたので是正します。卒業まであと3〜4年ぐらいかかりそう……。
しかし何というか普通の(?)研究者になってしまってますね。
クラウド環境構築:
改めて大学に行き始めて感じたのですが、研究活動に関連する情報流入のスピードが企業での研究と全然違います。読むべき論文も一杯あるし、出版される文献もすごい勢いで増えていくのでカバーするのが大変です。会社と大学を行ったり来たりしていると情報入手・整理も大変になってくるので、これを読んでクラウドに頼ることにしました。

理系のためのクラウド知的生産術―メール処理から論文執筆まで (ブルーバックス)

理系のためのクラウド知的生産術―メール処理から論文執筆まで (ブルーバックス)

この本の出版が3年前ぐらいなので、ちょっと(というかかなり)古くなっているところはあるのですが、Mendeley(論文整理)、iCloud Drive(ファイル共有)、Evernote(メモ共有)は情報整理にかなり使えそう。会社のネットワーク内でもこれらが使えれば文句なしですが。
あと大学内にm-StickとかMac miniとかの小型PCを仕掛けておいて、論文が欲しくなった時にどこでもMyMacかChromeRemoteDesktopでアクセスして、ファイルをクラウド共有においておけば大学に行かなくても研究できるようになるので良さげですね(いいのか悪いのか)。
とりあえず来年は小型PCを買いに行くところから始まりそうです。