かしわ日記2
T大ともなると流石に非常に多くの出版社と契約をしているため、論文読み放題という(ある特殊な人にとっては)美味しい状況となる。そんな立場になって真っ先に取得した論文がSTAP細胞の論文というのがこの日記を書いている人。「今取らないとダウンロードできなくなりますよ!」と発破をかけた学生たちも学生たちである。
ちなみにこの日記は全100回ぐらいになりそうな見込み。打ち切りがなければ。。。
4/21(月)
ある講習のため駒場へ行く予定だったが中止。その講習の受講に必要な書類の関係でこのあと数日ドタバタすることになったので結果として正解だったが。本郷は何回か行ったことあるので駒場にも行ってみたかったが、なかなか距離的にも遠いので、学部生向けの講義に潜り込むとかは難しそう。残念無念。
4/22(火)
作業のお供として、FF12のサントラが大活躍中。
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4/23(水)
出張先(柏)で更に出張(品川)という謎の状況を発生させる。それはいいのだが、せっかくの品川なので、麺達七人衆というラーメン街のラーメンを食べようと行ってみたが、人が多すぎて打ち合わせ時間に間に合いそうになかったので、ホエーどんを食べて終了。うーむ。駅構内で済ませたほうが良かったかも……。
4/24(木)
元上司とともに修士時代の恩師を訪問するというさらに謎の状況が発生。どうしてこうなったものやらという感じだが、これも縁なのだろうな。そういえば四谷学院の広告に「なんで、私が東大/京大に!?」というものがあるが、正直、なんでとか言うぐらいなら受けるなよとか思う所あったのだが、今の私の状況はまさにこの広告のコピーそのままになってしまった。まあ研究職というものをやっていると色々あるものである。
4/25(金)
午後から講習2つを受ける。本日は特筆すべきことはやることなし。
4/26(土)
流石に土曜日にもなるとキャンパス内に人が少ない。柏は大学院しかなく学部生はいないということと、私のように外部から入ってくる院生・研究者が多いために、全体として落ち着いた雰囲気にある。研究所構内やカフェなどにスペースやデスクが多いので、外で仕事をするという事もできるのでなかなか良い。
で、昼に大気海洋研の方の寿司屋に行ってみたら一般客がいっぱい来ている。桂マダムならぬ柏マダムか。
徒然日記1
という訳で4月から月の半分ほど大学に行くことになったので、予告通り唐突に日記を再開してみる。身バレは防ぎたいのでどこに行っているかはぼかして書くが、まあ私の本名を知っている人なら名前でググれば何処に行っているのかも何の研究をしているかもわかってしまうのだが。
3/31(月)
一日フライングしてT大Kキャンパスに降り立つ。ここKキャンパスは、名前に京都がつくのに京都市内にない京大宇治キャンパスとよく似た位置付けにある、外部人からはあまり知られていない不遇のキャンパスである。T大なのにC県にあるという意味ではディズニーランドの方が近いかもしれない。神戸から行くと片道3時間かかるのがつらい所ではある。
4/1(火)
さすがにT大だから変わった人がいっぱいいるんだろうなあと思い朝研究室へ向かって歩いていたら、後ろ向きに歩いている変わったおじさんを見つけた。何かのスタンドに攻撃されているのか、スタンド使いなのか。
4/2(水)
ここT大Kキャンパスには学生食堂は2か所あるが、キャンパス内にある大気海洋研究所近くに何故か寿司屋が併設されており、ここもかなりの人気を誇る。寿司の食材は大気海洋研究所で実験用に使われたものではとか色々な憶測が飛び交っているが、どうやらそんなこともないらしい。しかしこの値段でこのクオリティなのが中々信じがたいものがある。やはり大気海洋研究所から以下略。
4/3(木)
前述のようにT大Kキャンパスには学生食堂は2か所+寿司屋がある訳だが、残念ながら周囲には一般の食事所などはなく、特にココイチがないのが致命的である。この穴を埋めるかのように、Kキャンパスには週に一度木曜日昼時にカレー屋台が登場する。
正直あまり期待していなかったが、こちらも中々のクオリティを誇る。木曜日はカレー固定になりそう。
ハワイ旅行録:観光編
前回までのあらすじ:
ほぼ2年間放置していた間に完全にはてなダイアリーの書き方を忘れていたので、今回からは逆にはてな記法を使わないシンプルな書き方で行こうと思ったid:d_pressureであった。
今回は食べ物以外編です。
年末年始日記
12/29(日):神戸から京都を経由して名古屋へ帰郷。京都を経由できると漬物を買えるので色々捗る。
12/30(月):ある計算のプログラム改良版を作成。プログラミング、数値計算ができると科学研究の分野ではできることは一気に広がるのだが(しかし代わりに色々頼まれることが増える)、そんなこと出来る人は業界見回してもそんなにいないのだなというのがここ数年でよくわかった。本職プログラマの人が科学研究の世界に来たら結構無双できるのではないかと思う。
12/31(火):こんな年末なのに上記プログラムの計算ジョブを投入。単純な数値計算のプログラムなのに結果が出るのに一晩かかるので、デバッグが困る。メインプログラムは1日で書き終えられるのに検証・デバッグ・修正・結果整理で10倍かかるとは……。OpenMP並列化の技術も必要だな(本職なんだっけ?)。
1/1(水):ゼルダの伝説・神々のトライフォース2をクリア。ヌルゲーマーとなった自分にはちょうどよいボリューム・難度。もう少しやりごたえがあっても良いかも(ハードモードで2周目をやれということか)。
年が明けてからおやつ氏のロマサガ動画が上がっていた事に気付く。相変わらず変態的に神がかっていて素晴らしい。
1/2(木):ニコ動で作業用BGMを消費しつつ、論文調査を進める。最近は結構Google Scholarでもダウンロード可能な資料が多いので、在野の研究者には助かるのではないか。こんな感じで引退後も研究を続けていたら一生暇潰せるかもしれない。
影武者徳川家康を視聴。
1/3(金):熱田神宮へ初詣+栄の天一へ天一詣でに赴く。学生時代に天一に通っていた頃は、天一は京都の変人学生とそのOBが通う色物ラーメン屋と認識していたが、最近は一般人が増えすぎているイメージがあり、何となく寂しい。ちなみに私の勤務している会社内では、京大出身の人間は皆例外なく天一について熱心に語れるという不思議な現象がある。
帰りに名古屋駅の新幹線口の近くを通りかかったら、朝の有楽町の火災の影響で大量の難民が発生してエライことになっていた。今年から神戸・東京間をかなり頻繁に往復することになるので、こういうのは勘弁してほしい。
1/4(土):神戸へ戻る。ようやくOpenMPの扱い方がわかったが、並列処理結果をprintfで出力するとなんかバグる。コンソールに出力させずに一旦メモリにストアし最後にファイルに吐き出すようにすれば良さそうだが、メモリがパンクしそうなのであとで考える。というか今回の計算が終わったらもうこの系の計算はやり直すことはなさそうなので放置しよう。
1/5(日):上記の件と関連して、数値微分とか色々調べていたら離散数学が結構面白いことに気づく。が、三宮のジュンク堂とかAmazonで探してもこの辺りあまり参考書がなさそうなので独学独習は難しそう。数学ガールの参考文献リストを調べてみよう。やはりKnuthの「Concrete Mathematics」か。
正月休み中にビューティフル・マインド文庫版を読破しようと思っていたが、10ページも進まず。
ビューティフル・マインド: 天才数学者の絶望と奇跡 (新潮文庫)
- 作者: シルヴィアナサー,Sylvia Nasar,塩川優
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/10/28
- メディア: 文庫
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